認知症基調講演会

ふれあい介護センター

2012年07月17日 13:41

はいたい
グループホームふれあい楚辺のmasamiです


去る土曜日のことになりますが
沖縄県グループ連絡会主催の認知症基調講演会が沖縄県医師会にて開かれました


第1部は城間クリニック 院長の城間先生を講師にお迎えし
「認知症の治療薬とケアの可能性」~認知症はもっと良くなる~

医療と介護の連携で、認知症の方はもっともっと可能性があるということを学び
改めて、楚辺の利用者様の可能性を探ってみようと思いました
先生の優しい笑顔にも癒され、今まで以上に医療との連携を深めていけそうな気がしました



第2部にはNPO法人 日本ダイバージョナルセラピー協会 理事長の芹沢 隆子先生
「ダイバージョナルセラピーは‘‘生涯レジャー‘‘」~認知症ケアからターミナルまで、自分らしく楽しくを支える~

皆さん、ダイバージョナルセラピーってご存じですか?
私は、恥ずかしながら初めて聞いた言葉でした

ダイバージョナルセラピーとは・・・

各個人が、いかなる状態にあっても、自分らしくより生きたいという願望を
実現する機会を持てるよう、その独自性と個性を尊重し、援助するために
「事前調査→計画→実施→事後評価」のプロセスに基づいて、
各個人の‘‘楽しみ‘‘と‘‘ライフスタイル‘‘にファーカスする
全人的アプローチの思想と実践のことです

つまり、朝目覚めた時
ベットから起き上がる理由を持てるよう
手助けすること・・・

起きたいと思うには
体だけでなく、感情や気分も大切

確かに、何か楽しみがないと起きる気持ちにならないですよね。

老いることは楽しむこと、耐えることではない

‘‘楽しい‘‘には意味がある!
パワーがある!!


当たり前のことだけど、忘れがちな感情に気付かされました

講義の中で、ドールセラピーについてもお話されていましたが、
芹沢先生が作られた、赤ちゃんドールのたんたんくん(ちゃん)

重さも、見た目も本物のようで
認知症の方の赤ちゃん人形療法として、活躍しています

「心を活かす ドールセラピー」という芹沢先生の著書も是非・・・




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