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2014年07月03日

仲ちゃんの認知症講座

びっくり!第8回  「認知機能の改善」

「なんとキラキラ なんとキラキラ 」 
認知症予防と転倒予防目的に導入した 「スクエアステップ」
を行っている方が1月で認知機能改善がみられましたニコニコ
スクエアステップ導入から3月経過し、実施している方のバランスや記憶力が改善していくのを何となく
感じていましたが、今回、認知症進行予防目的で実施している方の同意を頂き、認知機能の変化を調べたところ 
実施1月で認知機能検査ミニメンタルステート(MMSE)検査にて、実施当初19点だったのが、22点に改善されました。

こんなに、短期間で改善が見られたことにスタッフ一同 ビックリびっくり!
本人もビックリ  とても喜ばれています。ラブ

ミニメンタルステート検査
英語のMini Mental State Examination(MMSE)の訳語で、認知症の簡易判定検査として1975年、アメリカンのフォルスタインFolsteinらが開発したものです。30点満点で11の質問からなり、見当識、記憶力、計算力、言語的能力、図形的能力などを調べます。27~30点:正常値、22~26点:軽度認知障害の疑い、21点以下:認知症の疑いとします。



仲ちゃんの認知症講座

スクエアステップ

横幅100 cm、奥行き250 cmの面を25 cm四方の升目(スクエア)で区切ったマットを使用し、前進・後退・左右・斜め方向への連続移動を伴う(ステップを踏む)エクササイズです。段階的に難易度(動きの複雑さ)が増してくることから、実践者の調整意欲をかきたてることができます。また、失敗しないように「集中する」、「努力する」ことが容易にでき、ステップし終わった後に満足感・爽快感・達成感を得やすいことから、継続性にすぐれる(=飽きにくい)エクササイズです。

長年の実践的研究の中から経験的に生み出されましたもので、健康づくりや体力向上を目的としたエクササイズです。高齢者の要介護予防(転倒防止・認知機能の低下防止)をはじめ、成人の生活習慣病予防、子供の身体機能の発達、あらゆる年齢層の体力づくり・仲間づくり、アスリートの競技力向上とコンディショニングにまで適用が可能です。

数千名を超える高齢者を対象に検討をおこない高い効果と安全性が確認されています。

仲ちゃんの認知症講座


「有酸素運動により脳由来神経栄養因子(BDNF)というたんぱく質が活性化し、記憶を司る脳の海馬量を増やすことにつながるとされます。一方で、頭を使いながら運動を行うことで、注意や処理といった脳の遂行機能を担当する前頭葉を効果的に鍛えることができます。この2つを組み合わせることでより効き目のある認知機能アップが期待されるんです」

スクエアステップ協会の説明動画をご覧ください。

http://www.youtube.com/embed/_bJjMK-dsVQ


ふれあい介護センターでも実施しており、ご利用者様からも「物忘れ防止に良いのがよくわかる」 「相当頭を使うね」 
「こけにくくなるのも良くわかるね」と、デュアルタスクを使用していることを実感している声が多く聞こえています。

興味のある方は、ふれあい介護センターへ見学へお越しください。



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Posted by ふれあい介護センター at 20:00│Comments(0)お役立ち情報
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