株式会社　ふれあい介護センター

先日、宜野湾消防の方を招き


表題の勉強会を２回（２日）行いました


　　過去関連記事　⇒　過去勉強会


先ずは簡単な説明を聞きます

消防職員の方は二枚目の方でしたが、モザイクをかけさせていただきます



なんと



２０１０年にＣＰＲ（心肺蘇生法）の手順が変わったとのこと


　＊火曜日に講習会を受けた方と内容が異なります



私も私事を含め毎年受けていますが



随分簡素化されています


　　　　　　　　デモンストレーション中



手順

１）声かけ（反応を見る）

２）意識がなければ周囲に助けを求め、救急車およびＡＥＤの手配

とここまでは今まで通りですが


３）呼吸確認　　

　　今までは”顔を近付け、吐息や胸の動きを観察”でしたが

　　新ガイドラインでは

　　顔を近付けなくとも、胸の動き等で呼吸観察　＊下顎呼吸も呼吸なしと判断


４）呼吸がなければ、胸骨マッサージを開始




あれって思いませんか？




そうです



気道確保や人工呼吸がなくなっているんです




これは統計的に



人工呼吸と胸骨マッサージ併用と



胸骨マッサージ単独でも蘇生率に大差がなく



呼吸確認や気道確保を省略してでも



できるだけ早く胸骨マッサージを開始することが有用である

ということらしいのです



我々一同「へぇー」



　　　　で、とかく実践



勘違いしてはいけないのが


人工呼吸がまったく省略されているわけではなく



例えば溺水など、肺や血管中の酸素が無いと判断される場合は



有効との話でした




そして



最近あちらこちらで見かけるようになったＡＥＤ

　　


一応器具がナビしてくれますが



有事の際に落ち着いて対応するためにも


やはり経験は必要ですね


今回も貴重な時間でした



宜野湾消防所の職員さん



ありがとうございました



＊プライバシー保護のため一部画像を加工しています




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